こんにちは~ハルです!
今回はこんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。

オーストラリアで子供が怪我をした。どうしたらいい?対処法を知りたい。
海外生活で一番ヒヤッとする瞬間のひとつが、子どものケガではないでしょうか。
「転んだあとから腕を動かさない…」 「腫れてきているけど、これって骨折?」 「英語で病院に行くのが不安…」など心配事は付きませんよね。
この記事ではオーストラリアであなた自身やお子さん、ご家族が怪我や骨折をした際にどうすれば良いか/どこへ連れて行けばよいかについて解説しています。
何かの参考になれば嬉しいです。
【結論】
緊急(命にかかわる怪我)でなければ、まずEmergency Department(ED:公立病院の救急)を受診。
痛みが弱く、余裕があるようであればGP(かかりつけ医)を受診しましょう。
緊急であれば、「000(トリプルゼロ)」で救急車を呼びましょう。
筆者はオーストラリア在住19年。
オーストラリアにて、3人の子供たちの計4回の骨折と主人の2回の骨折の対応を経験しています。
まず緊急か(救急車を呼ぶべきか)どうか確認しましょう
判断基準としては下記のような事が挙げられます。
下記の症状がある場合は、とりあえず「000」へ電話しましょう。
- 激しい痛みで動けない
- 骨が変な方向を向いている(明らかな骨折)
- 高い所から落ちた/交通事故
- 頭を強く打って嘔吐・意識混濁
救急隊(Paramedics)が電話口で状況を判断してくれます。
私も主人が突然意識を失い、頭を強打した際「000」に電話をした経験があります。
電話中に主人の意識が回復し救急車はいらないと言ったため、救急車は呼ばなかったのですが、すぐに義理の父がEmergency Departmentへ連れて行きました。
その後すぐに大きな病院へ搬送され、検査の結果、頭がい骨にヒビが入っていて、そのま1週間ほど入院ました。
緊急でない場合の受診先
命にかかわる怪我でない場合はEmergency を受診しましょう。
① Emergency Department(公立病院の救急)
- 痛みが強い
- 早くレントゲンを撮ってほしい
- 夜間・休日
上記のような場合にはEmergency Department(ED)へ行ってください。ただ、待ち時間はまったく予測できません。1時間だったり5時間以上かかったりと、その時によります。
3~4時間は必ず待つ覚悟で行きましょう。
Emergencyの待ち時間は予測ができませんが、Emergencyにはレントゲン施設があるため、長い待ち時間を我慢すれば、診察→レントゲン→整形外科への紹介状(必要であれば)の流れを一度でしてもらえます。
そのため、骨折などの疑いがある場合は、Emergency Department(ED)へ行きましょう。
Emergencyの待合室は冷房がよく効いていることが多いので、ジャンパーを持って行くなど、暖かい服で行くようにしましょう。
GP(General Practitioner:かかりつけ医)
- 痛みが比較的軽い
- ヒビ(hairline fracture)の疑い
痛みが軽く、我慢できる程度であればGPを受診します。
GPがレントゲンの紹介状を書き、必要に応じて整形外科へ紹介してくれます。
オーストラリアの医療システム
GP → レントゲン → 整形外科 の流れ👇
① GP(かかりつけ医)
↓
・ケガの状態を診察
・骨折の疑いがあるか判断
・必要ならレントゲン紹介状を発行
↓
② レントゲン(X-ray)
↓
・指定された検査センターで撮影
・結果がGPに送られる
↓
③ GPで結果確認
↓
・骨折なし → 安静・経過観察
・専門治療が必要
・整形外科への紹介状を発行
↓
④ 整形外科(Orthopaedic specialist)
↓
・ギプス・装具
・手術が必要か判断
・リハビリ指示
骨折などの疑いがあると、日本では整形外科を受診しますよね。オーストラリアではレントゲンや検査をする/整形外科などの専門医に会うためにはGPの紹介状がいります。
GPにはレントゲンを受けられる施設がないことがほとんどなので、指定された施設まで行かなければいけません。予約も紹介状を見て、オンラインや電話にて自分で行います。
レントゲンを撮った後、レントゲン技師は症状の説明はできないため、GPを再び予約し、GPから症状の説明を受けることになります。
必要であれば、GPから整形外科へ紹介状を書いてくれます。整形外科へも予約も各自で行わなければいけません。
日本だったら、直接整形外科へ行って、レントゲンを撮り、処置もその場で取ってもらえるのに…
オーストラリアで怪我をすると、結果が分かり治療してもらえるまで時間がかかります。
費用はどれくらい?
費用も気になるところですよね。下記が参考の費用です。
◾ Medicare(オーストラリアの国民皆保険制度)がある場合
- 公立病院(Emergency):無料
- GP:Bulk Billingなら無料、
Bulk Billingでない場合:
差額(Gap fee)を支払う(通常60ドル程度) - レントゲン:Medicareを持っていても全額はカバーされず、200~300ドル支払う事よくあります。
Bulk billingとは、GP/クリニックなどの医療機関がMedicareが設定した治療費に対し同意し、それ以上の金額を患者に請求しないというものです。
そのため、Bulk billingを行っているGP/クリニックでは患者自身の負担がはゼロになるという、オーストラリアの医療制度です。
◾ ワーホリ・留学生・旅行者の場合
- 海外保険が必須
- 救急・手術は高額(下の表は公立病院-Emergencyにかかった時の目安の金額です。Medicareを持っていない場合、全額患者負担となります。)

オーストラリアの医療費は非常に高額で、風邪で病院に行っただけでも数万円かかることがあります。
Medicareを持っていない場合は、必ず海外保険へ加入するようにしましょう。
まとめ
この記事では「オーストラリアで子供や家族が怪我や骨折をした際の対処法」をお伝えしました。
- 緊急(命にかかわる怪我)でなければ、まずEmergency Department(ED:公立病院の救急)を受診。
- 痛みが弱く、余裕があるようであればGP(かかりつけ医)を受診。
- 緊急であれば、「000(トリプルゼロ)」で救急車を呼びましょう。
- Medicareを持っていればEmergency (国立病院)は無料。持っていなければ医療費は高額になる為、必ず海外保険に加入するようにしましょう。
この記事が誰かのお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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